はじめまして。オーナーの藤本千春です。

ミルプランタン開業のきっかけは愛犬の豆太です。

行年15才、今までもこれからも愛する、ずっと一緒の私の生きがいです。

ところで私たち夫婦の趣味は旅行です。

いつか海外旅行もしたいね、と話していましたが

問題がひとつ。

豆太が心配でペットホテルを利用できなかったんです。

結局一度もお泊まりはさせませんでした。

一泊なら留守番させたこともありましたが、きまってゴハンを食べませんし、

投薬が始まってからはそれも無理に。

旅行は車か電車で、九州には新幹線、四国や山陰には車で行きました。

長時間の移動は犬には負担では？犬にはいい迷惑なのでは？

はたから見たらそう、思われるかもしれません。

幸い豆太は車では寛いで寝ていてくれました。

そして常に犬連れの為、さまざまな制約がありました。

そうまでして一緒に連れていくのは、もちろん私が過保護で心配性なせいもありますが、

豆太を安心して預けられると思える場所が無かったからです。

豆太は普段、ケージに入ることなく自由に歩き回り

他の犬と接したことも無く苦手です。

散歩中に犬に出会うと挨拶どころか、ダッシュで逃げます…。

ですが人は大好きで、構ってもらうのが好きな甘えん坊です。

通常のペットホテルは小さなケージで、周囲にはたくさんの犬が居て

普段の環境と全く違います。

慣れないケージで長時間過ごし、多くの犬の中に置かれたら

ストレスと緊張でおかしくなってしまうのでは？と怖かったのです。

旅先でやむを得ず6時間程ケージで預けたことがありますが

隅でうなだれて気の毒な姿に…。

その際も立ち話程度のカウンセリングとも言えない聞き取りで預けなくてはならず

もっと話を聞いて欲しい！と不満に思いました。

結局どうしているか気になってしまい、予定より早めに迎えに行ってしまいました。

豆太を安心して預けらる場所が無いことから

自分が預けたいと思える理想のペットホテルを作ろうと思いました。

同じような思いの飼い主さんがきっといる！と。

初めて預ける、心配性で過保護な方に安心してもらえるよう

じっくりお話を伺い、まめに写真付きの報告メールを差し上げています。

預けることを可哀そう、と申し訳なさや罪悪感を抱かず、旅行好きとして

心置きなく旅を楽しんで欲しいので、心配事や不安な事は何でもおっしゃってください。